2007年11月06日
ミシン糸が風邪を引く?
ミシンの糸調子が悪く、糸が切れやすいと言って修理に持って来られる事が多いのですが
原因はイロイロの場合があります。
例えば、ミシン針がつぶれたり曲がったりしている時や、針板の穴のフチに傷がある時などさまざまです。
そこで稀に有るのが、糸が何年も前の糸で、古くなり劣化して滑りが悪くなり、糸も弱くなっている時があります。
そもそも、ミシン糸はすべりが良いようにパラフィンで加工してあります。
古くなるとミシン糸の表面のパラフィンがとんでしまって、すべりが悪くなってギシギシしてきます。
その状態を、なぜかは解りませんが、『糸が風邪をひいている』と言うことがあるのです。
古いミシン糸をお使いの方は注意して下さい。
Posted by ミシン屋 店長 at 19:08│Comments(0)
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